海鳴の記

お祭り見物が趣味のディレッタント。佐渡民謡の担い手です。

気付けば2023年も3週間経過

皆さんあけましておめでとうございます。こんな零細ブログを見てくださり感謝申し上げます。年頭のあいさつの気分で書いているものの気付けば新年3週間が経過。まあ、1月から3月はことさらあっという間に過ぎるものです。

今年の目標はと訊かれると困ります。けっこうたくさんあります。平穏無事に過ごせるに越したことはないのですが、加えてやりたいこと見たいものが多くあります。それは主に旅行と祭り見物です。昨年は1月と8月以外は毎月日帰りないし宿泊を伴う旅行をしていました。1月は卒論のことがあり、8月は謎のコロナ感染により月の後半が療養に持っていかれたからなのですが。それ以外はコロナ禍だろうがなんだろうが日本中駆け巡っていました。それを今年もやります。

コロナ禍について、夏に感染体験をこのブログに書きました。あの時は仕事ばかりでどこにも出かけていなかったのです。それでやっと遅い夏休みを取るところだったのです。それなのに感染し、職場の人はなんともない、という状況だったのです。それ以来、私は吹っ切れました。なんだ、コロナなんてこんなもんか(ただ病状は苦しかったので二度と罹りたくない)、ワクチン打ってるんだからどんどん活動したほうが得じゃないか、と。。。

ただいきなりそういう考えに至ったわけではなく、これには伏線があります。7月に見に行った郡上踊です。あの頃、第7波に本格的に突入し、感染者や死者が増えていました。それでもあの大雨の中大勢の人が郡上踊りに興じ、3年ぶりの開催に、保存会の人も楽しそうに演奏をしていたのを見ました。そこで私は、「ああ、日本のコロナ禍はもうおしまいだ」と思いました。コロナが消えてなくなるわけではありません。流行も続くし、死者も出ます。そういう数値や統計などの客観的事実としての流行ではなく、人々の病気に対する認識や行動によっても形作られる、社会的な事実としてのコロナ禍がもう終わるということを確信したということです。

私たちは3年の自粛生活にもう耐え切れないのです。それが良いか悪いかは措くとして、もう限界なのです。これ以上は無理なのです。現に政府ももう緊急事態宣言は出していません。イベントや旅行も解禁状態になっています。死者が日に500人を超えてもです。コロナによってもたらされる健康被害の総量はともすれば毎回更新されるほど増えていることでしょう。しかしまるで反比例するように人々の恐れは減っているのです。そうなってしまったのだから、今から制限を厳しくするなど無理なのです。コロナがいきなり強毒化して感染したら死ぬレベルになったのならば話は別でしょうが。

誤解されたくないので断っておきますが私は反マスクでも反ワクチンでもありません。ワクチンは4回接種していますし、マスクも必ずつけて外出し、食事時以外は基本装着しています。できれば罹りたくないのは同じです。それでも自粛は御免です。

そういうわけで今年は失われた3年間を取り戻すかのようにお出かけを繰り返していきたいと思います。祭りもどんどん見ます。おわら風の盆を狙っています。他のものも見たいです。九州三池炭鉱も見学しようかなと。そして鉱山祭り相川祭りにも帰省して参加したいです。相川祭りは永遠に中止かもしれませんが。

誰に何を言われるわけでもないので日本中どんどん見て回り、知見を広げていきたいです。皆さん今年もよろしくお願い致します。