海鳴の記

お祭り見物が趣味のディレッタント。佐渡民謡の担い手です。

寺町へ至る石段の下にあるお堂

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2020年2月21日撮影

門前の相川保育園の横から登って、下寺町の観音寺(曹洞宗)の前に出る石段(名前はない)の下の方にお堂があった。

相川のお堂は以前お寺があった場所の跡地に建てられていることがある。

下寺町石坂にあった禅宗の昌安寺というお寺が明治元年に廃寺になっており、本寺の高安寺に入ったという記録があるが、これだろうか。

高安寺もこの石坂の中腹にあったが、今は無くなって下山之神町の総源寺に入った。

石坂に残っているのは浄土宗の福泉寺のみだが、ここも無住。

周辺一帯は墓地で、寺院があったらしいテラス(平地)も見られるので、このお堂が昌安寺かどうかは分からない。

それにしてもこれはいつごろまで使われていたのだろうか。

10年、いや20年ほど前までか?

知りたいことがまた増えてしまった。